40歳を超えた頃から、明らかに肌質が変わってきた気がする。
口の周りを中心に肌が乾燥しやすくなった。ときどきニキビができることも。
これくらいの年齢になってくると、若々しく見える人とそうでない人の差が本当に激しい。
若々しい人は余裕で30代前半くらいに見えるし、そうでない人は50代と区別がつかない。やっぱり肌の質感が人の印象に与える影響は大きいと思う。
「どうせなら若々しく見える方になりたいものだ」
そう思って、色々化粧品を試してみた。女性用で評判の良いのを使ってみたけど、ちょっとベトベトしすぎる気がした。それに香りもなんか女っぽい。男性用があるなら、やっぱりそっちの方がいいだろう。
今、バルクオムという化粧品が話題になっていて、かなり評判が良いみたいだ。 自分にとっては待ちに待った男性用の化粧品だから、入念に調査をしてみた。その結果を皆に共有したい。
バルクオムに関する口コミ情報、成分、購入方法・解約方法などをまとめたので参考にしてくれると嬉しい。
バルクオム化粧水 THE TONERの口コミ
バルクオムの中でも自分が注目したのは化粧水だった。
洗顔は昔から色々なメーカーのものを使ってきたからそれなりに知識がある。でも、化粧水は新しいチャレンジという感じだ。他の男性が実際に使ってみてどう思ったのかすごく興味があった。
ネットで見つけた口コミの中から特に気になったものを整理してお伝えしよう(一部編集してご紹介しています)。
使い心地(テクスチャー)についての口コミ
化粧に慣れている女性と違い、男性が初めて化粧水を使うと違和感を感じるかもしれない。
化粧水には水のようなタイプもあれば、少しどろっとしたタイプもある。馴染みやすさにも違いがあって、すぐに馴染むもの、肌に残るような感じがするもの、肌表面に薄い皮膜がかかったような感触のものなどがある。
こうした化粧水の肌触りの違いのことを「テクスチャー」と言うのだそうだ。
男性にとって理想的なテクスチャーは、ベタベタせず、なにも付けてないような感触のものだろう。それでいて素早く馴染んで肌に潤いを与えてくれるものがいい。
口コミを見ると、バルクオムの化粧水は、まさにそのようなタイプのテクスチャーだった。これならば男性も気持ちよく使うことができる。
※以下は個人の感想です。
「全然べたつきとかもないので気に入っています。使い始めてから肌の質感もとても良いです。」
「朝晩使ってますが、夏でもべたべた感はありませんでした。」
「すぐに浸透するので、男性でもべたつきなど気にならないです。」
「さっぱりしすぎず、ベタベタしすぎずでちょうどよいです。」
バルクオムで実感できる肌の変化についての口コミ
化粧水をつけるも目的は第一に肌に潤いを与える「保湿」を期待してのこと。
肌の水分量がアップすると肌荒れしにくくなる。小じわや、目元のたるみ、くすみといった、老けてみる肌の変化の多くは乾燥によって起きると専門家が言っていた。
肌の乾燥をしっかり防ぐことができれば、肌のコンディションが全体的にアップするので実年齢よりも老けてみるなんてこともなくなるはずだ。
バルクオムの化粧水を使ってみて実感できる肌の変化としては、保湿力の高さを挙げる人が多かった。肌が潤うことで肌荒れが防げたり、肌のベタつきが減ったり、若々しい印象を与えることができたという人もいた。
ニキビに関しては治るとまでは言えないが、少なくなった気がするという意見があった。
これだけ具体的な肌の変化を実感できるのなら、化粧水としてはまず合格点だろう。
※以下は個人の感想です。
「保湿力が良く、洗顔後はこれだけで私のケースは充分です。肌荒れもこちらを使用している間は減ってきた気がしました。」
「女性用化粧水ではもっと保湿力が高いものはありますが、男性が使うのであればこれぐらいがちょうどよいのかな?って思います!」
「まず、これ使ってニキビが治ることはなかったです。少なくなった気はします。最近になって実感でてきたのですが、乾燥肌が良くなってきたと思います。」
「保湿はそれなりに高く、持続もするのかなという感じ。つけた翌朝は皮脂のベタつきが少なめに感じます。」
「これを使い続けているとお肌がモチモチスベスベに!久しぶりに会った友人に若返ってない?と言われるほどです!」
理由が判明!バルクオム化粧水の悪い口コミ
どんなアイテムにだって欠点は存在する。バルクオムの化粧水も例外ではない。
バルクオムの「ここが気に入らなかった」という悪い口コミにも注目する必要がある。
バルクオムの化粧水で最も評判が悪いのは容器だった。置いたときの安定が悪いとか、出し過ぎてしまうことがあるとか、容器に対する不満の声をみかけた。
中身については非常に評判が良い分、容器で印象が悪くなるのはもったいない話しだ。
自分自身はあまり容器は気にならない性格で、肝心の中身がしっかりしていれば良いかなと思っている。どうしても気になるなら別の容器に入れ替えてもよい。
別の見方をすると、仮に女性用の化粧品で良く見るようなゴージャスな容器にしたら、値段もその分高くなってしまう気がする。コストを下げるためにこの容器なのだと考えれば納得もできる。
逆に、容器に強いこだわりを持っている人はちょっと注意した方がよいかもしれないね。
※以下は個人の感想です。
「パッケージが倒れてこぼしやすい、品質はしっとりし過ぎずさっぱりし過ぎず丁度いい質感でした。」
「使い勝手が悪そうなので別個バルクオムのボトルに詰め替えてしようしています。」
「適量を出しづらいので、別な容器にしてほしい。」
「容器から直接出す場合は出しすぎにご注意下さい。」
高保湿化粧水(BULK HOMME)の成分と働き
化粧品に期待できる働きは、パッケージに記載されている成分表を元に判断することができる。
成分表に記載されている成分は、分量の多い順に並んでいる。そのため、最初の方に記載されている成分ほどしっかりチェックする必要があると言える。
バルクオムの化粧水に多く配合されている成分には水、BG、グリセリン、トレハロースがある。
- BG…保湿成分で「さっぱり」とした使い心地
- グリセリン…保湿成分で「しっとり」とした使い心地
- トレハロース…肌の水分を一定に保つ働きがある
化粧水にはたいてい保湿成分が配合されているが、コンビニや薬局で見かける安価なアイテムにはPG、DPGといった安い原料が使われることが多い。安いだけあって品質では劣り、人によっては肌に刺激を感じることがある。
BGとグリセリンはどちらかというと高級な化粧品に配合されることが多い保湿成分だ。バルクオムの場合、さっぱりタイプのBGとしっとりタイプのグリセリンの両方を配合しており、どちらかというとBGの割合が多いようだ。
こうした配合を見ると、口コミで見た「ベタベタしない」という声にもしっかりとした根拠があるように思える。
さらに、トレハロースを配合することで、肌に与えた水分を簡単には逃さない設計になっている。もともと肌表面の角層には水分量を保つ働きがあるが、トレハロースはこの働きをサポートしてくれるという感じなのだろう。
口コミには保湿作用が10時間持続したという声もあったが、それが可能なのはこうした保湿成分の総合力によるものなのだろう。
原材料・成分一覧
水、BG、グリセリン、トレハロース、リンゴ果実培養細胞エキス、温泉水、ユズ果実エキス、チャ葉エキス、セイヨウシロヤナギ樹皮エキス、加水分解シルク、グリセリルグルコシド、1,2-ヘキサンジオール、キサンタンガム、レシチン、PE、G-60水添ヒマシ油、エタノール、フェノキシエタノール、香料
ニキビは治る?口コミと成分から言えること
ニキビが気になっていて、その対策のためにバルクオムを試したいという人もいると思う。自分もその一人だ。
口コミ、そして成分を詳しく見てきて分かったことは、バルクオムはニキビを積極的に治すというよりも、肌のコンディションを整えることでニキビができにくい体質をサポートするものだということ。
ニキビが目立つ肌というのは、せっかく一部のニキビが消えても、新たにニキビができてしまうので全体の印象が変わらないところだと思う。
ニキビを上手に予防できれば、古いニキビが時間とともに消えていくにつれ、全体としてニキビの数が減って目立ちにくくなっていく。ニキビ自体の数が減れば、当然、ニキビの赤みやニキビ跡が残る可能性も低くなっていく。
予防というと消極的に聞こえるかもしれないが、そんなことはない。ニキビをできにくくすることはニキビ対策で一番大切といってもいいくらいだ。
大人ニキビ対策で保湿が大切な理由
10代の頃は、新陳代謝が活発で肌に汚れが溜まりやすからニキビができやすい。
それは理解できるが、なぜ30代、40代になってもニキビができるのかが疑問だった。
分かったことは、30代、40代のニキビは「大人ニキビ」と言って、10代の頃の「思春期ニキビ」とは別だということ。ニキビができるメカニズムも異なっている。
大人ニキビの場合は肌の乾燥が原因になることが圧倒的に多い。肌が乾燥すると、これ以上乾燥が進まないように肌の油分である皮脂が過剰に分泌されるようになる。肌が乾燥しているとき、朝起きると肌がギトギトになった経験がある人もいると思う。
この状態が非常にまずい。皮脂が増えると毛穴を清潔に保つのが難しくなる。皮脂を沢山分泌する肌は毛穴も広がるので老廃物もたまりやすい。
さらに、肌が乾燥するとバリア機能という肌をガードする働きが弱まり、ちょっとした刺激で肌荒れが起きやすくなる。肌の自浄作用も衰えるので、一度たまった汚れが毛穴の中にとどまりやすくなる。
これらが重なることで、毛穴の中にニキビの原因菌であるアクネ菌が繁殖してニキビができてしまうというわけだ。
こうして見ると、元をたどれば肌の乾燥が原因でニキビができてしまうことが理解できるだろう。これが大人ニキビのメカニズムだ。
だから肌の乾燥を防ぐスキンケアが非常に重要になる。バルクオムの化粧水はまさに、肌の乾燥を防ぐのに役立つから、結果的にニキビ予防にもつながる。
シンプル設計なので肌にやさしい
一度ニキビが酷くなったとき、化粧品売り場の店員さんに相談したことがあった。
何を使ったらニキビが治りますか?
すると店員さんは、ニキビが悪化しているときはできるだけ何も使わず、肌を刺激しないことを優先して、と言った。
そして、おちついてきたら、肌を刺激しにくい化粧品を使って保湿ケアをするのが良いとアドバイスをくれた。肌を刺激しないためには、配合する成分が多すぎない、シンプル設計の化粧品を選ぶとよいとのことだった。
自分はこの教えを守ったおかげで、ニキビをそれ以上悪化させずに済んだ。
店員さんは、自分に高価なニキビ対策アイテムを売ることもできたのに、肌を刺激しないことが大切という真実を教えてくれた。誠実な対応にとても感謝している。
バルクオムの化粧水は、品質の高い保湿成分を中心に作られており、十分にシンプル設計といえる。肌を刺激する可能性が低いのでニキビが気になるときの保湿用のアイテムとしても重宝するだろう。
ただし、本当にニキビがひどいときは肌を清潔に保った上で、何もつけない方が良いという考え方もあることを知っておいてほしい。
強すぎるニキビ対策アイテムの問題点
ニキビ対策アイテムの中には強すぎる成分を配合したものがある。
それらはニキビの原因は毛穴の中で繁殖するアクネ菌だから、この菌を殺すことでニキビをできなくする、という発想で作られていることが多い。
しかし、アクネ菌を殺すことができる成分というのは、肌に存在する常在菌という別の菌まで殺してしまう。常在菌がいてくれるおかげで肌はバランスを保つことができていたが、このバランスが崩れることで肌の調子がさらに悪くなってしまうこともある。
アクネ菌を殺すようなアイテムは諸刃の剣といえる。確かに、どうしようもなくニキビが悪化しているときには、一時的に役に立つこともあるだろう。ただ長期的に見るとデメリットもあるので、こればかりに頼るのは良くない。
自分としては、ひどく悪化してしまったニキビはもうスキンケアで何とかできるレベルではないので、専門家に相談した方が良いと思っている。
個人が安心して取り組めるのは、シンプル設計の化粧水を使った保湿重視のスキンケアではないだろうか。
バルクオムの化粧水は乳液とセットで使うべき?
女性のスキンケアでは、
- 洗顔…汚れを落とす
- 化粧水…潤いを与える
- 乳液(または保湿クリーム)…潤いを閉じこめる
の流れが基本とされている。
乳液に関しては、「油分でフタをする」役割だと言われており、要するに肌の水分を蒸発しにくくする目的がある。
では、男性のスキンケアにおいても必ず乳液まで必要なのだろうか?
個人的には、最初は化粧水までで十分だと思っている。
バルクオムの化粧水には肌の水分をキープするためのトレハロースが配合されており、乳液が無いとすぐに蒸発してしまうというものではないからだ。
さらに言うと、特にニキビができやすい人にはあまり乳液が向いていない可能性もある。
男性の肌は女性に比べて厚く、丈夫にできている。また男性ホルモンの働きによって皮脂の分泌が多い傾向にある。乳液までつけると保湿のし過ぎでかえってニキビができやすくなることもある。
なので、最初から乳液を使った方が良いのは、乾燥でいつも肌がカサカサになってしまう人くらいだろう。それ以外の人は、肌の調子を見ながら乾燥がひどいときにだけ乳液を使うか、あるいは化粧水だけでも十分だと思う。